2008.07.15 Tuesday
「歩いても 歩いても」
「九州すまい探検隊」のタニゴンです。
15年前に亡くなった長男の命日、老夫婦が暮らす家に、娘と次男がそれぞれの家族を連れてやってくる。
娘の家族は日帰りで、次男家族は一泊して帰る。
ほぼそれだけ。
それだけなんだけど、それぞれの抱える思いがじんわりと沁み出してくるような映画。
こういう味わいがこの映画の良さなんだろうし、いい映画だと私も思う。
娘の家族と息子の家族をもてなすために、手際よく次々と料理を作っていく母親役の樹木希林さんを見ながら、「まさに日本のお母さんって感じだなぁ」と思っていたら、この母親、とげのある言葉をさらりと言ってのけたりもする。
一瞬ひやりとするんだけど、あぁ、こういう残酷さを含めて日本のお母さんなのよね、と納得。
それから、この人、この役にぴったりだなあと思ったのが、娘の夫を演じた高橋和也。
次男の妻(夏川結衣)の、見ているこちらまで神経がピリピリしてきそうな気の遣いぶりとは違って、嫁の実家に気を遣いつつ、どこか気楽で如才ない義理の息子を演じていた。
私は彼を見ながら新堂冬樹の『ホームドラマ』(河出文庫)という短編集に収められている『団欒』を思い出していた。
「歩いても 歩いても」は、福岡市ではシネ・リーブル博多駅で上映中。
15年前に亡くなった長男の命日、老夫婦が暮らす家に、娘と次男がそれぞれの家族を連れてやってくる。
娘の家族は日帰りで、次男家族は一泊して帰る。
ほぼそれだけ。
それだけなんだけど、それぞれの抱える思いがじんわりと沁み出してくるような映画。
こういう味わいがこの映画の良さなんだろうし、いい映画だと私も思う。
娘の家族と息子の家族をもてなすために、手際よく次々と料理を作っていく母親役の樹木希林さんを見ながら、「まさに日本のお母さんって感じだなぁ」と思っていたら、この母親、とげのある言葉をさらりと言ってのけたりもする。
一瞬ひやりとするんだけど、あぁ、こういう残酷さを含めて日本のお母さんなのよね、と納得。
それから、この人、この役にぴったりだなあと思ったのが、娘の夫を演じた高橋和也。
次男の妻(夏川結衣)の、見ているこちらまで神経がピリピリしてきそうな気の遣いぶりとは違って、嫁の実家に気を遣いつつ、どこか気楽で如才ない義理の息子を演じていた。
私は彼を見ながら新堂冬樹の『ホームドラマ』(河出文庫)という短編集に収められている『団欒』を思い出していた。
| ある有名なお婿さんがモデルと思われる、哀れな男性が主人公のこの小説には毒がたっぷり。 この映画を見て、物足りない、と思った方にはおススメです(実は私がそうなのです )。 |
「歩いても 歩いても」は、福岡市ではシネ・リーブル博多駅で上映中。
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